kusobaes

ちょっと、そこまで。

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近くて遠い町、早島。
本当なら自転車でふらっと行こうと思ってたのに、何となく行けずじまいになっていました。
「まあ、いつでも行けるし・・・」この距離感が人間を動かなくさせてしまいます。(苦笑)
せっかくVespaも来たことだし、スクーターでプラッとするにはちょうどいいや!!と
ワタクシ、生まれて初めて行って参りました。
町並みは古い家も多く、倉敷と似た感じです。長く商売をされているお店も多いのでしょう。
いい感じの、じいちゃんたちが店番をしています。
その中でも目を引いたのが、この前アップした“こばた”の看板です。
店全体から醸し出すオーラがすっごいのです。ふっる〜〜と吉本芸人調で行ってしまう程です。
これは写真に収めねばと、店の前でカメラを構えていると中から、訝しい顔したじいちゃんがニョキッと。これは一言声かけた方がいいんだろうなと、「写真とってもいいですか〜?」と言うと
じいちゃんは耳に手を当てて、なんですか〜?のポーズです。
もう一度大きな声で尋ねると、今度は聞こえたらしくお店の中から出てこられました。
「何を、撮りょんで〜?」と聞かれ「はい、古い町並みを撮っています」と答えたものの
「本当はじいちゃん、あんたが一番撮りたいんじゃ」という気持ちは隠しながら
そこはサービス業で鍛えた話術で対応していました。
最初は怖そうなじいちゃんでしたが、実はすっごくフレンドリーなじいちゃんで
この家はたてて百年になるとか、昔はタバコを売っていたけど今は売っていないなど
色々と話をしてくれて、家に上がってお茶でも飲んで行けとすすめてくれました。
ボクが帰るときには、最初のムズカシイ顔が嘘のようにこんな優しい笑顔で見送ってくれました。
今度は、まんじゅうと写真を持ってじいちゃんのところに行ってみようと思います。
遠かった町が、ぐっと近くになりました。

by matu
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by kusobaes | 2011-09-13 17:31 | 銀塩photo